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2006年08月09日

入院・手術

いびきがひどかったり、
寝ている間に呼吸停止の状態も考えられるらしい。
病気とは違い周りにはだまっていた。
でもなぜかばれてしまう。
小学三年の夏休みはこれから始まった。
今では退院して次の外来まで食べ物に気を付けている毎日だ。


【 口蓋扁桃腺手術適応(扁桃腺の手術)】
ここで大切なことは、扁桃腺(口蓋扁桃)が大きいだけでは適応にならず、
以下の病的な弊害が加わった時に摘出対象になるということです。
口蓋扁桃は、生まれつき大きい場合もあります。
それで、大きいまま、大きいなりに何事もなく成長したら、それでいいのです。
だから大きい、肥大してるのが病気、イコール手術ではないのです

【口蓋扁桃腺摘出手術】
口蓋扁桃腺手術適応・・・扁桃腺で手術を勧められた時に。で薦められたときです。
どういう手術を行うか具体例を書いておきます。口蓋扁桃摘出手術(扁桃腺摘出手術)
は今はほとんど全身麻酔の時代です。

そして,このときに発熱してない時期,急性増悪してない時期を選びます。

約10日間の入院をします。手術の2日前に入院していただき、検査と安静。
そして、手術して約1週間(手術の傷の治り具合で延長も)入院していただきます。

手術は今は大抵全身麻酔で行います。
このため当日全身麻酔に支障をきたすような出来事があれば中止になることがあります。

たとえば発熱。したがって慢性の扁桃の炎症の防止のため手術を行う場合、
口蓋扁桃炎の増悪では急な発熱があってこのためにも(別に理由もありますが、
特に麻酔のためには)急な増悪期に行わないことになっています。

口蓋扁桃炎症以外でも、たとえば当日風疹など突然別の疾患に運悪くか
かってる場合は次回にすることもあります。

手術は口蓋扁桃(俗に言う扁桃腺です)の回りの皮膜という薄い膜をはがし、
くりっと中身を取り出すものです。
子供で大きなものでも、炎症がひどくない場合は
この中身(実質)と皮膜の間に癒着がないので、
正味片一方5から10分止血が完全だとかからない場合もありますが、
大人で何度も炎症をしてる場合癒着(皮膜と実質と)がひどく、
もう少しかかる場合もあるけど、おおむね麻酔の導入から扁桃摘出して、
完全止血、麻酔覚醒まで平均1時間ちょっとくらいです。


退院基準は、,手術の後の傷が出血しないかの回復で決まります。術後から食べ物も
徐々に流動食から普通食まで数日かけて直していきます。普通に食事が出来、
まず出血しないだろうが『平均手術後1週間』なのでだいたいそのくらいを
退院の目安にします。

1週間後だいたい普通食は食べれますので退院できますが、それでも帰ってすぐにフ
ライなど『ころもがあって堅いもの』は食べない方が無難です。
(術創から出血の出ない基準が1週間から10日くらいでしょうか)

ですから退院して2、3日は食べ物に気をつけてください。

個人差もあって『早い子で』これです。やはり手術後体力の低下や術創の安定が
人によって違います。大人でも仕事復帰は職種によって違ってきます。

子供の口蓋扁桃腺の手術ならけっこう回復が早いので家に帰って2日くらい家で安静
にしていただいて手術後の退院後2、3日くらいから学校に行ってるようです。

大人は普通のディスクワークで、肉体労働や残業、出張がなければ退院して2、3日後
から復帰してもいいとは思います。おそらく退院のとき、主治医の先生から『何日後
においでください』といわれ、そこで傷の治り具合を確認すると思いますが、それか
ら本当の普通の生活をしていいとおっしゃってくれるとは思います

というわけで手術後普通の生活になるまでにも平均2週間はかかります。
きつい仕事とか長期出張、旅行とかはいろいろな体の回復から手術後3週間、
できたら1カ月はしないほうがいいと思います。

これも人それぞれです。とにかく小さい子は驚くほど回復ははやく、大人で慢性的に
繰り返す人は遅いです。以上が一般的な慢性化した口蓋扁桃炎の手術の目安です。

                                  (医学リファレンスサーチより)

投稿者 noda : 2006年08月09日 07:54

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