野田りんご園商品の注文サイトマップ

« 冬休み | メイン | 我が家のリンゴジュース »

2006年12月30日

姉妹研究会20周年挨拶より

調印式から20年姉妹研究会として
今ここ青森県板柳町あぷるを会場に記念式典を
開催していただくにあたり心より御礼申し上げます。

当時20年前私はハタチをすぎた頃の歳で 
初めて見る青森県のわい化園で同じくらいの樹齢のわい化園での中、
私にとってどうしても忘れることの出来ないことのひとつに
当時会員の田中スエさんとの出会いがありました。
その女性会員の田中さんの言葉の中に 
《子供に数百万円かけても何も返ってこない。
私はリンゴ、わい化に、畑にお金をかけました。
すると、わい化は私に恩返してくれました。
沢山のリンゴと仲間達・・・がさずかり
そして研究会があるから今の自分がやっていることが出来る。》
と言うとても心に残る印象深い言葉でした。
こんな年を重ねたお婆さんでもわい化をやっている。
向かう姿が半端でなく私達増田町の仲間以上の暑い情熱を感じました。
そして元気と勇気がわいてきてそして、夢がふくらんで来るのは
板柳に足を運ぶ度に彼女と出会う度に感じておりました。
今でこそ研究会を離れ、療養しておられますが
当時の私達にとって印象深い言葉ですばらしい仲間でありました。

今日参加している増田町の研究会の仲間は
スエさんのことを知らない人もおります。
また、久々に板柳町に来てずいぶん会員が若返ったなあと感じている人もおります。
私は このように人間的にも、そして後継者が育っていく環境を見習わなければと思っております。

今こうして20年を振り返って見ますと色んな事がありました。
増田生まれのやたかに着色系が出て、
そして三嶋ふじのデビューでの新植増園。
剪定方法も色々と検討されました。
強樹勢のためスコアリング、皮はぎによる樹勢コントロールなど

今私がこの場にこうしているのも先代の会長さん方をはじめ
先輩方が引き継ぎ交流を深め合い 
人と人、心と心の人的交流を目的に始まって20年。
しっかりとした若い研究会員の仲間達にも囲まれ
素晴らしいパートナーに巡り会うことが出来ました事に今改めて感謝申し上げます。

20年は人間で言うハタチで1つの節目でもあり
社会的に世間一般に認められた責任を持つことの大切な大人の仲間入りでもあります。
そのような今日は成人式でもあります。
夕べも交流を深め合いましたが 今後とも、
大人として両研究会の益々の発展と会員・仲間のご活躍を
祈念申し上げるとともに会が末永くお付き合いできる事を
お願い申し上げ20周年記念の増田わい化研究会を代表しての
挨拶に代えさせていただきます。

平成18年12月28日
増田わい化研究会 会長 野田英夫 

投稿者 noda : 2006年12月30日 12:34

コメント

コメントしてください




保存しますか?