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2002年02月26日

雪中田植え

雪の中で田植えをした。今だ現役の武治郎さん。



H14年2月26日がちょうど旧暦で1月15日に当たる。

雪の中にわらなどを植え豊作を祈願する昔ながらの方式で行われているのは全国でも珍しいであろう。
天気にもよるが ミノケラ、スゲカサ姿に身を包みワラを稲、まめカラを味噌、麻がらを着物に見立てて、それぞれ12束ずつ雪の中に植え、豊作、家内安全などを祈る。

今年は暦によると吉神様歳徳神は、壬の方角 北北北西で、そちらの方に植えるのです。南ばかりいい方角とも言い切れない。年により吉方角は変わる。

今は、米を作っても食って行けない時代ではあるが、先祖伝来の行事なので、足腰が立たなくなるまで続けたいと、言っている。

今年で87歳になる武治郎さんは、何を隠そう 私の祖父である。
朝一番に氏神様のお参りしてから、いつものことながら始まる。
この日も町の広報担当の方がいらしゃっていた。
(上記の写真は町よりお借りした)


今、剪定のピークである。リンゴを小正月行事にやるのなら、雪中花摘み、雪中摘果。何を何に見立ててやったらいいのだろうか・・・? 

投稿者 noda : 11:03 | コメント (0) | トラックバック

2002年02月01日

仙台の中学校を訪問しました。

H14年2月1日わらび座さんと K中学校さんのはからいによりまして今度は、農家が仙台にお邪魔してご父兄さん方そして生徒の皆さん達と交流を深めて参りました。2月の秋田県増田町は1メートルを超す積雪、東北自動車道を南下 同じ東北でありながらだんだん変わっていく外の景色に違う夢の世界へと行った感じでした。思わず校庭に出て踏んだの土の感触のなつかしいこと。

都会の真ん中で育ち校庭の土しか知らず 田圃や畑 土の上で仕事をすることがとても彼らにとって貴重な体験だったことでしょう。私もこのたび仙台にお邪魔致しまして、彼らの勉強している環境を見てくることが出来ました。


仙台市立K中学校校長先生のお話より

頭、心、体を学校教育で育てていく中 手足は、なかなか育てることが出来ない。
出来たものだけ店で売っている物しか食べたことがない今の子供達 私たちが生きていく上での欠かすこと出来ない食料 人間の作る 食べる原点をどれだけ心を込めて作っていくかということを子供達は、自ら体験することが出来た。子供は、社会の宝であり全体で育て上げて行くもので、これからも日本全国よろしくお願いしたい、私もいろんな方面に伝えていきたい。

学年主任 A先生(野外活動の思い出文集より)

ちょうどその日は、H12年に受け入れた今の3年生が受験の当日であったためお会いすることが出来ませんでした。Mさん元気ですか。Oさんも元気で今東京で一足早く転入試験を受けて付属高校に元気に通っていますよ。
今回この交流会に参加して本当に良かったと思いました。帰りのバスで今度は、私たちが以前彼らを見送った時の様に逆に見送りされました。

投稿者 noda : 11:07 | コメント (0) | トラックバック