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2002年10月20日
仙台からの突然の訪問…
フジの葉摘みも終盤を迎えた日、
昨年秋校外学習で当果樹園に訪れた仙台市立K中学校今3年生。
そして2月学校訪問した時の母親それぞれ親子10名が訪れました。
まず、10月17日に、こんなメールが来ました。
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野田様
子どもたちがりんごを送ってもらったら、里心がついたように
野田さんに会いたいと、
増田町へ行きたいと言い出しました。
そんな訳で突然ですが、
20日《日曜日》増田町まで行こうかと思っています。
収穫の作業でとてもお忙しい事は重々承知です。
おじゃまにならないようにすぐ帰りますのでお訪ねして
よろしいでしょうか?
ほんとに急で申し訳ありません。
・
お言葉に甘えてお伺いいたします。
今回は、グループだった全員と親が行きます。K君のお母さんは、
春に行けなかったのでとても楽しみにしています。
子どもたちより親のほうが楽しんでいるみたいです。
では、よろしくお願いします。
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突然のメールにおどろき町役場の方に言った所、
記録として残したい。と言うので取材に来ました。
女の子からはメールや手紙をもらって又行きたいね
なんて書いてあったためそれなりの気持ちは伝わってきました。
まさか
今回のこと本当に実現するとは思いませんでした。
限られた時間内のため今となり あー 帰ってしまったのかと
どことなく寂しい思いです。
それまでは あっ9時だ 9時半だ なんて
私も待っている間緊張してましたよ。
Wさんとはメールで会えるため実際出会った時も
ちょっとは余裕がありましたけど。
畑に来て「あっ いたっ。」と こども達の声。
「おーい」と手を上げ 近くまで駆け寄り、
『ここで野田さんと言って抱き合うんだよ。』
と言ったのはS君でした。
丁度K君とは一年ぶりです。
なぜか
こども達が大きく見え 「大きくなったなあー」
と 言ってしまいました。 たぶん、
何を言っているのだろうこの人はと思ったことでしょう。
1つの節目として
高校に合格したから遊びに来たとか
車の免許取ったから来たなんて言うのでなく彼らは、
『一年の節目だ。』 なんて言い換えされました。
その姿をずっと遠くのリンゴ木の陰から見てる人
字のごとく 5人の母親達でした。
話をするにしても1対10人。今日に限って又寒いこと さびごど。
「今やっている仕事はフジの葉摘み・・・」と 説明しました。
すぐ真似をしてやろうとするお母さん。
『今日は、仕事しなくて良いから』
と
リンゴを落とされるのを心配してひたすら思い出話をしておりました。
Kさんのお母様と車の中で ツーショットで色々な
お話しが出来楽しかったです。「6月来れなかった分取り返した。」
と言ってましたよ。
こんな経験した。と わらび座そして他の農家の人にも自慢が出来ます。
ありがとうございました。
前の日
家内から 「ご飯はごちそうするんだが?」と聞かれたのに
「かえって何もしないほうが良いかもしれない。」と言い返しました。
本当に何もしないでしまいました。
今日、お袋が
『こんたにさびな わがってれば
芋の子汁でもごちそうすれば良かった。』
と言っていました。
何もいらないから と言った反面 私自身もちょっと反省しています。
ご飯は良いけどせめて暖かい芋の子汁ぐらいはと。
また いつか会いましょう。
その後、メールを頂きました。
野田家の皆様ありがとう。 2002.10.20
宮城弁で、お晩でがす。《お晩でございます》
今日は、本当に貴重な時間を私たちのためにありがとうございます。
野田さんからのメールを読み、ああ 行ってよかったなーと思いました。
なぜなら、N君の本当の気持が確認できたからです。
今年から仙台市の公立小中学校が2学期制になり、秋休みが1週間その休みに子どもたちを芋煮会にでも連れて行こうかとHさんと話していましたところ、野田さんからビクトリィーのりんごが送られてきたのです。
MちゃんとIちゃんがそれなら野田さんのところに行きたいと言い出し、じゃと私のところに連絡がきました。
でも今5人は、クラスがばらばらIちゃんとSが同じクラスなだけで後は、全部クラスが違うため疎遠になっていました。(親は、しっかり繋がっていました)
Kさんのお母さんに打診したらきっと行かないと言うかも・・・、N君もいかないと言うかなー・・・・と女の子たちが危惧していたところ、IちゃんからSに男全員が行くように説得しろと言われやっと行く事に。ところが、いざ行くとなったらN君がやっぱり行かないと言い出し、また行くと言い、また行かないと2転3転しました。
あくまでも子どもたちに任せようと思い見守りました。やっと、全員行くと言う結論に達し今日になりました。
行くまで少し心配をしていました。いやいや行くならとても迷惑だし失礼になるのだからと・・・・。
でもその心配は、奥様にもお話しましたが、半助村のバス停が見えたあたりに吹っ飛んでしまいました。
無口だったN君K君はもとより、5人全員から歓声が上がりお家の前になったらその歓声は、頂点に達していました。私だけがその感動を味わいました感謝!
もうこれだけで来て良かったと思いました。
本当に多感な年頃、親子で行動できるとても幸せなひとときを、野田さんのおかげで味わう事が出来たのです。本当にありがとうございます。
もうその後の5人は、車の中で私のいる事などすっかりお構いなしで、友達の事、受験の事、先生の事、等等尽きないほどのおしゃべりに花が咲きました。寒いのに真人公園に行っても帰りの錦秋湖のパーキングに寄っても尽きませんでした。
Sに行ってよかったねと言ったら俺は最初から行きたかった。と・・・。
お子さんの喘息今晩は、大丈夫ですか?季節の変わり目ですからお大事に。
おばあちゃんの糖尿病1日3回の注射大変ですが、お大事に!。これから一層寒くなりますお体に気をつけてくださいね。87歳のおじいちゃんにりんご沢山ごちそうになりました。ありがとうって伝えてください。おやすみなさい。
追伸 2002.10.21
おはようございます。
お母様にお伝えください。あれでよかったんですと。
私たちがこれからも何の気兼ねなく行けるためには、気を使ってもらうことよりおじいちゃんみたいに“いつでも来てけろ、俺も嬉しい楽しみにしてた”と言われる事のほうが私たちも嬉しいのです。
でもそんな気遣いをさせてしまった事に反省ですね。申し訳ありません。
真人公園の中の温泉に部屋を借りて持ってきたおにぎりやらお菓子、美味しい稲庭うどんを注文してアツアツを食べました。
そこで思わぬハプニング、温泉の玄関に何々様御一行大歓迎なんて書かれている名札を見ると、なんと!○○様御一行(私の名前)とあり、子どもたちが○○さん連絡してたのと言われ大笑い。さらにその隣には、福沢諭吉様御一行様とあり大爆笑!の一日でした。ではまた、ご家族の皆様によろしくお伝えください。
投稿者 noda : 2002年10月20日 18:49
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