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2003年11月30日

平成15年度のりんご収穫を終えて…

満開2週間後の果実
なぜか今年は・・・・・・・・・
5/22日県果樹試験場栽培担当の先生が近所の園地の調査に来た。
満開5/8日とても 風が強く気温も低く、蜂が飛ばず受粉には最悪の状態であった。



思っていた以上カラマツ現象が多く感じられた。果樹試験場の調査結果の数字である。(ふじ)
摘果作業も一足早く園地を一回りした感じで果実を探しながらの摘果作業です。
今年度は、受粉率40%。・・・・・・・・やばいです。

さてその原因は・・・
フルーツセンター指導部ならび、青年部、フレッシュミセス合同の摘果講習会が6/4行われ、果樹試験場の先生もいらして先日の調査結果の報告もなされた。
開花の時期、マメコバチの活動温度、降水量、花粉の発芽率、貯蔵養分、管内14カ所の園地の調査の結果 実止まりの良い園地もあり全ての全体的にあまりよい結果ではなかった。
特に私の近所は、実止まり率が悪かった。
悪い実は落とすしかない。


今年の天気は、春先の干ばつ続きから、雨降りでした。
梅雨明け宣言もないままに、知らず知らずに秋の訪れです。
日照不足とは言うものの果実自体は、寒さを感じ、内熟傾向になっております。そのため天気が悪い割には、糖度があります。
早生リンゴ、つがるにおきましては、雨が多いせいか、一緒に窒素分を吸収し、なかなか思った着色が出てきません。排水の良い条件の畑では早く色を付けております。

夏の無いまま秋にになり、人よりリンゴの方が早く季節を感じ色づき始めました。
春先の開花の時の天候悪さのおかげでで果実の大きさも若干小さめではあるけれども、寒暖の差があり5日から1週間ぐらいリンゴの生育が早く、糖度ものり しっかりとしたリンゴに仕上がっております。
1つ1つの果実の大きさがまちまちでそろっていないのも今年の特徴でしょう。
 若干小さめ、小玉傾向です。

投稿者 noda : 2003年11月30日 17:11

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